国際法務

2018年 中途入社

事業部や経営陣がスムーズに意思決定できるよう期待以上のスピードで法的分析を行うことを心がけています。

―これまでの経歴と入社のきっかけを教えてください

 日本法弁護士として、大手法律事務所と小規模法律事務所で企業法務に従事し、主にM&Aや契約交渉に携わってきました。途中、米国ロースクールへの留学や海外勤務、外資系企業の法務部でパートタイム・インハウスとしての勤務も経験しています。色々な立場での仕事を経験した上で、専門的な狭い法分野を深堀りするよりも、ビジネスチームや経営陣に近いポジションで幅広い案件に従事し、アウトプットを出す方が自身に向いていると感じ、2018年にZOZOへ中途入社しました。

―現在はどんな仕事をしていますか?

 事業部に近い立ち位置で、国際案件、新規事業ローンチ、国内外M&Aに法務責任者としてシームレスに関わっています。案件の進行に応じて英語で会議をすることもあれば、日本語の書面でも対応します。2018年のプライベートブランド事業では主にUSや欧州の問題に取り組み、アプリの構成や物流回りの英文契約書について現地弁護士と直接協議・交渉を行い、同時に景表法など国内法対応も行いました。今年はMSP(マルチサイズプラットフォーム)事業やPayPayモールへのZOZOTOWN出店等の国内新規事業やZOZOTOWN中国事業、国内外M&A等にも関わっています。
 また、特殊な案件を除き、OJT目的で法務部若手と一緒に案件に入ります。彼らは重要な共働メンバーなので、対応方針や作成書面について意見をもらい、本人の成長に繋がると思った場合はできるだけ仕事を任せるようにしています。

―仕事のする上でのこだわりはありますか?

 正確性・迅速性・クライアントニーズのそれぞれの追求と、三者のバランスを取ることです。事業部が用意した法務質問に答えるだけなら簡単ですが、事業部にとって解決すべき課題は、法的分析を踏まえてお客様にどのようなサービスを提供すべきかです。そのためには時間が限られていても目の前の契約書や法務質問と直接関係のない事実関係や真の意図も含めてヒアリングするようにしています。
 また、事業部のニーズを捉えるためには、自分がその事業・サービスの責任者・担当者になったつもりで、そのサービスをお客様に使ってもらう、喜んでもらうためには何が必要か、改善点がないかを考えます。そうすることでその事業・サービスのコアな部分や限界点が明らかになり、法的な分析の精度も上がると思います。これを事業部や経営陣が期待するよりも早いスピードで行うように努めています。

―仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?

 新しい役割を担ったり新しい経験を得ることで、自分の成長を感じたときです。仕事の大小は必ずしも関係なく、今までと違う頭の使い方ができたとか、気付いていなかった重要な知見を得られたとか、そういった場面でやりがいを感じます。幸いなことに、良い仕事仲間や案件、ストレートに感謝してもらえる機会に恵まれています。ただ他人の感情に期待するのではなく、あくまでも自分自身が過去の自分と比べて成長を感じるかを基準にして良し悪しを判断するようにしています。

―印象に残っているエピソードはありますか?

 該当するものは沢山あるのですが、例えば中途入社して数週間で始まった最初のクロスボーダーM&Aです。ターゲット会社のサービスを活用した当社商品のローンチ日が先に決まっていたので、超重要案件にも関わらず逆算してデューデリジェンスと契約交渉を最速でまとめることが必須で、非常に難しい案件でした。途中で知財面の問題が見つかりましたが、契約方法を工夫することで期限に間に合わせ、その後のトラブルも生じなかったことで周囲の信頼を得られたと思います。中途入社メンバーにとって入社当初の数か月は非常に重要ですが、そこでパフォーマンスを発揮できる案件を回せたのは幸運でした。

―あなたの楽しく働くコツは何ですか?

 案件に主体的に取り組み、中心となって回せる立場に自分をおくことです。案件を自分事と捉えて悩み、情報を集め、自分で判断する姿勢を身につけることで楽しさの程度が大きく変わってくると思います。難易度が高い案件であっても、必ずしも法務がメインではない案件であっても、当事者意識をもって議論に加わろうと常に努めています。法務の仕事とは少し離れますが、最近はファッションECの新しい事業モデルを考えたり、アプリのアイデア出しをするのが楽しいですね。事業部サイドと近い目線で議論することで良いコミュニケーションができるようになると思います。

ZOZOは経験の有無に関わらず、働きやすい職場だと感じています。

―インタビューを読んでいる方へメッセージをお願いします

 ZOZOは新しい取組みも多く、難しい又は奇抜に見える案件も沢山ありますが、落ち着いて情報を集めて取引内容を正確に捉えることにより、オーソドックスな法的構成に整理すること(いわゆる法務的な因数分解)が必ず可能です。これにより結果的に妥当な法的分析と、適切な契約書の作成ができるようになります。当社法務部は即戦力として前線ですぐに働きたい人にとっては裁量が広くやりやすい職場だと思いますし、経験が浅くじっくり成長していきたい方にとっては先輩からきちんと指導を受けられる良い環境だと思います。ファッションの可能性を信じ、法務を誠実に取り組める方のご応募を心よりお待ちしています。

采木 俊憲
法律事務所での勤務、米国ロースクール留学等を経て、2018年にZOZOへ入社。弁護士経験と語学力を活かし、国際案件、新規事業、国内外M&Aに法務責任者として従事。好きなものは仕事、現代アート、子供と遊ぶこと。

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※全ての方に選考の機会をお約束するものではございません。

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