環境

気候変動

カーボンニュートラル宣言

当社は、事業活動での温室効果ガス排出量を2030年度までに実質ゼロにする「2030カーボンニュートラル宣言」(※1)を2022年2月に発表しました。2022年6月までにZOZO本社屋、物流拠点「ZOZOBASE」の習志野1・つくば1・つくば2へ再生可能エネルギーを導入しており、当社拠点の電力消費量の7割以上が再生可能エネルギーとなっております。その後、2030年までに残りの使用電力の100%再生可能エネルギー化を進めます。

  1. GHGプロトコルのスコープ1およびスコープ2の温室効果ガス排出量を実質ゼロにします。
    スコープ1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
    スコープ2 : 他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
  2. 「RE100」は、The Climate GroupとCDPによって運営される企業の再生可能エネルギー100%を推進する国際イニシアチブです。

2030年度までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする、「2030カーボンニュートラル宣言」を発表

TCFDへの賛同

TCFDへの賛同
ZOZOグループは、2022年2月にTCFD(気候変動関連財務情報開示タスクフォース)(※) への賛同を行い、TCFDの提言に基づいた気候関連のリスクと機会に関する「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の開示を進めております。

  • TCFD(気候変動関連財務情報開示タスクフォース)は、主要国の中央銀行や金融監督当局などが参加する国際機関であるFSB(金融安定理事会)によって設立されたタスクフォースで、2017年6月に「気候関連のリスクと機会について情報開示を行う企業を支援すること」との提言を公表しています。

ガバナンス
ZOZOグループでは、取締役会の諮問機関としてSDGs推進委員会を2020年11月に設置しました。SDGs推進委員会では代表取締役社長兼CEOが委員長を務め、環境マネジメントの統括責任者として当社の気候変動に関するリスク・機会、取り組み方針、目標についての議論や、取り組み実績の進捗確認を行い、SDGs推進委員会で審議された重要事項を取締役会に報告します。
当社のガバナンス体制図


第三者検証を受審

グループ企業であるソフトバンク株式会社とともに、「ISO14064-3」「ISAE3000」に準拠した第三者検証を受審しました。検証の保証水準は「限定的保証水準」、当社の対象活動範囲は2021年度のスコープ1、2、3です。検証がおこなわれた結果「算定ルール」に準拠せず、正確に算定されていない事項は発見されませんでした。今後、検証対象の範囲を拡大していきます。

温室効果ガス排出量等検証報告書

気候変動に関する取り組み

本社屋や物流拠点などへの再生可能エネルギーの導入、ファッションのサスティナビリティに関する情報の発信や商品の企画・販売、計測テクノロジーなどのサービスを通して、気候変動へ取り組んでいます。

当社拠点へ再生可能エネルギーを導入

2022年6月現在、当社拠点の電力消費量のうち7割以上が再生可能エネルギーとなっています。ZOZO本社屋では、2021年2月からみんな電力様の「ENECT RE100プラン」を採用し、トレーサビリティーが確保された再生可能エネルギー100%の電力を導入しています。また、2022年1月から物流拠点「ZOZOBASE習志野1」と「ZOZOBASEつくば1」、2022年6月から「ZOZOBASEつくば2」にも、トラッキング付・FIT非化石証書等が付与された、バイオマスや太陽光由来の再生可能エネルギーを100%導入しております。今後、その他拠点においても、再生可能エネルギーの導入を進め、カーボンニュートラルの達成を目指します。
西千葉のZOZO本社屋に再生可能エネルギー100%の電力を導入

物流拠点「ZOZOBASE」に再生可能エネルギー由来の電力を100%導入

全てのデータセンターで再生可能エネルギーを使用

持続可能な社会の実現に向けて、サーバー等を保管しているデータセンターに再生可能エネルギーを使用しています。複数あるデータセンターの内、 電力の使用量が最も多いデータセンターでは再生可能エネルギーを100%使用しており、その他の拠点でも再生可能エネルギーを一部使用しています。
全てのデータセンターで再生可能エネルギーを使用

特設ページ「ZOZOTOWNと学ぶ ファッションとサステナビリティ」

2021年10月8日にサステナビリティについてお客様と学ぶ特設ページ「ZOZOTOWNと学ぶ ファッションとサステナビリティ」をZOZOTOWNにて公開しました。この特設ページでは、ZOZOTOWNもお客様と同じ目線で一緒に学んでいきたいという想いを込め、「親しみ」「やさしさ」「共感」をキーワードにしており、ブランド様の環境への取り組みや環境省のタスクフォースの皆さんとの「ファッションと地球環境の関係」についての対談などを紹介しています。
特設ページ「ZOZOTOWNと学ぶ ファッションとサステナビリティ」

計測テクノロジーにおける取り組み

当社は、実際に試着したり手に取って試すことができないというeコマースでの購入時の課題を解決すべく、3D計測用ボディースーツ「ZOZOSUIT」をはじめ、足の3D計測用マット「ZOZOMAT」、フェイスカラー計測ツール「ZOZOGLASS」などの計測ツールを開発し、 サービスを提供してきました。今後も、テクノロジーの活用によりファッションをより便利に楽しめる機会を提供するとともに、 返品等を目的とする配送を削減することにより、環境負荷の低減にも寄与しています。

  • 現在は配布終了

「ZOZOMAT」対応シューズの返品率低下による、環境負荷低減

YOUR BRAND PROJECTにおける取り組み

D2C事業「YOUR BRAND PROJECT Powered by ZOZO」では、個人がブランド立ち上げに必要な、 商品企画・生産・販売・物流・カスタマーサポートなどの工程・資金を全面バックアップし、 参加者と二人三脚でブランドづくりに取り組んでおり、同取り組みでは、 環境や人権に配慮された素材を取り入れた商品も多数展開しています。
YOUR BRAND PROJECTで採用されるサステナブルな素材

その他の取り組み

物流拠点「ZOZOBASE」の全照明をLED化

ヤマト運輸のリレーションセンターを活用し、九州地方におけるZOZOTOWNの商品配送を効率化

物流拠点「ZOZOBASEつくば」周辺の清掃活動

廃棄物

持続可能な社会の実現に向けて、二次流通で衣料品を循環させることや紙使用量を削減するなど、廃棄物の削減に取り組んでいます。

ZOZOUSEDにおける取り組み

ZOZOTOWNで過去に購入したアイテムを下取りして、注文時に割引価格で購入できる「買い替え割」サービスを展開し、 下取りしたアイテムをブランド古着ゾーン「ZOZOUSED」内で販売することによって、衣料品を循環させています。
ZOZOUSEDのサステナブルな仕組み

再生紙100%の緩衝材を使用

お客様からご注文いただいた商品を配送用段ボールに入れる際に商品と段ボールの間に隙間ができる場合は、通常は配送中に商品が傷つかないよう緩衝材を詰めており、従来はプラスチック素材の緩衝材を使用していましたが2020年10月より再生紙100%の緩衝材に変更しました。(※)
今後も、2022年4月に施行される「プラスチック資源循環促進法」を遵守しながら、環境に配慮した取り組みを進めてまいります。

  • 一部ワレモノ等に関しては、プラスチック素材の緩衝材も使用しています。

配送時の梱包資材を環境に配慮した素材に変更

電子契約の導入による業務効率化と紙使用量の削減

2020年5月より、業務効率化と紙使用量削減を目的に、契約書の締結手段として電子契約サービス「クラウドサイン」を導入しています。 Web完結型の電子契約サービスを活用することにより、署名にかかる時間の削減等の業務効率が向上し、人的コストの削減だけでなく、 テレワーク推進とコンプライアンスの強化にもつながっています。
電子契約の導入による業務効率化と紙使用量の削減

納品書兼領収書の電子化による紙の使用量の削減

2021年7月27日出荷分から、ZOZOTOWNでの注文時に同梱していた納品書兼領収書を電子化し、紙の削減につなげ、CO2排出量を削減しています。
ZOZOTOWNの納品書兼領収書を電子化

その他の取り組み

リサイクル素材100%のパレットを導入

水資源保全

水資源保全の取り組み

ZOZOグループでは、事業活動において大量に水を使用することはありませんが、水資源の管理を環境保全上の重要課題と捉え、リスク分析、取水・排水量管理を行っています。最も水を利用している用途は、データセンターでの冷却・加湿用の水と、事業所での生活用水に大別されます。うち、事業所については、職場生活に必要な量のみを消費しています。

これら、事業にかかる水資源に関しては、世界資源研究所(WRI)のWater Risk Atlasを活用し定期的に水源地の水ストレスをチェックしております。自社の水消費量の大半を占めるデータセンターの水源地に関しては、リスクはLow-Mediumであり、水ストレスと全体の水リスクが高くないことを把握しております。今後も継続して水ストレスの変化をチェックする体制を敷いており、水ストレスが高いと判断された場合には、適切な対策を講じて参ります。