2022年08月25日

プレスリリース

ファッションブランドの在庫リスクゼロを目指す 生産支援プラットフォーム 「Made by ZOZO」による受注販売を9月1日開始

~ データ×テクノロジー活用で、大量生産・大量廃棄の業界課題解決を目指す ~

ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZO(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長兼CEO:澤田 宏太郎)は、ファッションブランドの在庫リスクゼロを目指す、生産支援プラットフォーム「Made by ZOZO(メイドバイゾゾ)」による受注販売を9月1日(木)よりZOZOTOWNにて開始いたします。第一弾として、同日より株式会社ユナイテッドアローズ様の商品を販売開始いたします。今後、株式会社TSI様、株式会社シップス様など各社の商品も順次販売開始予定です。

 

背景

環境省によると(※1)、国内におけるアパレル供給量は年々増加する一方で市場規模は縮小傾向にあることなどから大量生産・大量廃棄の拡大傾向が懸念されるほか、常に余剰在庫を抱えるビジネスモデルへの課題が指摘されています。当社は、年間購入者数1,061万人を超えるZOZOTOWNが持つ膨大なファッション関連データや、プライベートブランド事業のノウハウを活用した「マルチサイズ」などのサービス、D2C事業等を通じて培った生産に関わる知見やノウハウを有しています。それらを活用し、これまでファッションECとして担ってきた「販売」に加え、さらに上流の「生産」の支援に踏み込むことでファッション業界の課題解決に貢献したいと考え、この度「Made by ZOZO」を始動いたしました。

 

「Made by ZOZO」の特長

「Made by ZOZO」では、当社が所有するデータやノウハウに基づきブランド様に商品企画を提案します。また、これまで手作業でおこなっていた工場での作業をデジタル化し、複数の異なるデザインの商品を同時並行で生産可能にする当社独自のシステムを開発することで、最低1着から生産をおこない、商品を受注してから最短10日で発送します。これまでは、季節ごとに一定量をまとめて生産する方法が一般的でしたが、「Made by ZOZO」ではZOZOTOWN上で商品を受注した後に生産工程に入るため、ブランド様は在庫リスクゼロ(※2)、すなわち過剰在庫による売れ残りリスクゼロで販売でき、商品のバリエーションを豊富に揃えることが可能になります。
 

また、ブランド様のご要望に応じて「Made by ZOZO」を通じて得たデータを活用して、ブランド実店舗や自社ECなど、ZOZOTOWN以外の販売チャネル向けに適正な生産量(※3)をご提案するなど、ブランド様の自社内における在庫リスク低減も併せてサポートいたします。

ZOZOTOWNを訪れるお客様にとっては、目当ての商品の完売による買い逃しがなくなるほか、受注生産商品を購入の選択肢の一つとして選んでいただくことで、サステナブルファッションを日常生活に気軽に取り入れることができます。

 

「Made by ZOZO」による受注販売開始

9月1日(木)よりZOZOTOWN上で、「Made by ZOZO」を通じたinfo.BEAUTY&YOUTH様の商品の受注販売を開始いたします。今後は、nano・universe様、SHIPS様など計50型以上の受注販売を順次開始し、対応ブランドや型数は拡大予定です。

 

ZOZOTOWNの基本戦略と今後の展望

当社は、経営戦略「MORE FASHION × FASHION TECH 〜 ワクワクできる『似合う』を届ける ~」を推進する戦略の3本柱のひとつとして「生産支援に踏み込む」を掲げています。「Made by ZOZO」の取り組みに共感いただけるブランド様をはじめとする皆さまとともに、テクノロジーの力でファッション業界の仕組みをサステナブルなものにアップデートするために取り組んでまいります。 

(※1)環境省ホームページ(https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/
(※2)適正量生産の場合やお客様都合による返品が発生した場合を除く
(※3)適正量生産



<「Made by ZOZO」の仕組み>

MadebyZOZO_flow.jpg

受注生産商品がお客様のもとに届くまで

1.ZOZOTOWN上で受注販売、お客様から注文を受付

2.受注後「Made by ZOZO」へデータ連携

3.最低1着のロットで工場へ発注

4.工場にて生産

5.注文から最短10日で、物流拠点からお客様のもとへ発送

 

<​​参加ファッションブランドのメリット>

・在庫リスクゼロ(※4)

・ZOZOならではの膨大なファッション関連データやノウハウに基づいた商品企画提案

・ファッションをサステナブルな仕組みにアップデートする取り組みへの参加

(※4)適正量生産の場合やお客様都合による返品が発生した場合を除く

 

<各社コメント>

株式会社ユナイテッドアローズ

メンズ商品本部 BY部 部長  尾澤 聡様

アパレル業界において過剰生産や商品廃棄は重要課題の1つであり、極小化の努力を続けています。今回ZOZO様の新たな受注生産事業のお取組みに大変共感しました。出店する「info. BEAUTY&YOUTH」では、在庫リスクを伴わない利点を活かし、カラーやサイズ展開などテストマーケティングの観点や、お客様にお時間を頂戴するものの、欲しいと思っていただいた商品を欠品なくお届けできる仕組みにて新たなお客様満足に注目しています。

 

株式会社TSI

第4事業ディビジョン ナノ・ユニバース事業部長  林 哲也様

ZOZOTOWN様が持つビッグデータを活用し、トレンドに沿った商品をお客様に提供できることやサステナブルの観点からも共感し、今回の取り組みに参加させて頂くことになりました。ナノ・ユニバースは今年3月に新しいレーベルを展開し、ブランディングを強化しています。新しいプラットフォームで魅力ある商品を一層充実してまいる所存ですので、どうぞよろしくお願いします。

 

株式会社シップス

​経営企画室 統括 大塚 祐史様

ZOZO様が掲げられている「ファッションブランドの在庫リスクゼロを目指す」という部分に共感し、サステナブルの観点からも期待をし今回参加させて頂きました。また、3Dモデリング等の技術を駆使し、サプライチェーンの川下(ECささげ)まで影響出来る可能性にも期待をしております。商品供給における適時、適量を高精度で実現し、本質的なイノベーション(ファッションDX)の可能性を感じています。

 

株式会社ZOZO

取締役兼COO  廣瀬 文慎

ZOZOTOWNではかねてより、ブランド様の新商品を予約購入できる合同展示会「ZOZOCOLLE」や、予約販売専用カタログ「ZOZOCATALOG」などを通じて適正量販売につながる取り組みを実施し、また近年では「マルチサイズ」による在庫ロスを最小限にする生産体制づくりに取り組んできました。当社が培ってきたこれらのノウハウを集結し、「Made by ZOZO」としてブランド様の生産をご支援できることを嬉しく思います。本事業を通じて、多くのブランド様とともにファッション業界の抱える大量生産・大量廃棄の課題を解決し、業界が持続可能となるよう努めてまいります。

下記添付資料もあわせてご確認ください。
Release_MbZ_20220825.pdf

報道関係者のみなさまへ
本件に関しては、こちらまでお問合せください。