当社はスタッフを欠かすことのできない将来の成長基盤であると考えています。多様な能力・個性を持った人材が活躍することが企業価値の向上・発展・成長に寄与するものと考え、ダイバーシティ経営を推進しています。また、スタッフ誰もが自分らしく自然に「自事(しごと)」できるよう、個々のライフスタイルに合わせた多様な働き方を応援するような仕組みづくりにも取り組んでいます。(※当社では「仕事」を「自事」と表記します)
フレキシブルな時短制度(家族時短)
子育てスタッフの支援
同性パートナーを対象とする社内規定と福利厚生
働きやすい環境づくり/労働安全衛生
自事とプライベートをバランスよく充実させるため、育児や介護はもちろん、ペットや同居人等スタッフが「家族」と認識する人や動物のサポートが必要な場合は、1日30分単位から利用でき、最大2時間の時短利用が可能です。
女性社員が全体の約40%を占め、平均年齢約33歳の当社では、産前産後休暇・育児休暇制度を利用しながら働き続けるスタッフが多数在籍しています。産休・育休は最大で産前14週間前~子供が2歳を迎えるまでの期間で取得が可能です。産休・育休後の復職率(*3)は99%と非常に高く、直近2年では女性・男性あわせて49人のスタッフがこの制度を利用しています。(2020年6月30日時点) また、毎年復職者の多い春に、復職者に向けた休職中の情報共有と交流の機会を設けているほか、育休中も任意で参加できるmama cafeという企画を行い、育児との両立を支援する取り組みを行っています。 当社では、女性に限らず男性スタッフの利用も含めて、子育てしながら働くスタッフが働きやすい環境づくりに力を入れております。
*3:復職率(女性)=分母の育児休業終了者のうち、復職した者の数÷該当期間の育児休業終了者の数
ZOZOの社内規程における配偶者の定義には、同性パートナーも含まれます。これにより当社の社員は、パートナーの性別にかかわらず、祝金や休暇、慶弔などの社内制度の適用を受けることができます。
スタッフが自事をしやすい環境づくりにも取り組んでいます。例えば、物流拠点「ZOZOBASE(ゾゾベース)」の休憩室には色とりどりのインテリア家具を備え、倉庫とは思えない明るい空間をつくっています。庫内で働くスタッフが休憩時間をよりリラックスして過ごしてほしい、ファッションの会社で働く上で感性を養ってほしい等の想いを込めています。デスクワークメインのオフィスでは、スタッフ間でのコミュニケーションを円滑にするためデスク間の仕切りをなくしたり、MTGスペースを多く確保したりするなど、さまざまな工夫を施しています。 また、当社では、労働者代表およびオブザーバー(産業医)、会社代表が出席する「安全衛生委員会」を毎月開催しています。当委員会では労働災害の発生状況や各拠点の労働環境の報告をし合ったり、スタッフの残業時間や業務量を確認し適正化について話し合うなど、スタッフ主導で働きやすい環境についての議論を行っています。
また、当社グループでは、新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、以下の対策を実施しております。
・マスク着用の義務化 ・食事の際の手洗い・うがいの原則必須 ・トイレのハンドドライヤー使用禁止 ・休憩室消毒液の設置 ・感染予防を喚起するポスターの掲示 ・毎朝の検温と体調確認 ・休憩時間の分散化 ・従業員専用バスの増便及び、バスの換気と消毒 ・エレベーター・ロッカー・休憩室の消毒 ・庫内各種備品の消毒 ・バスやセキュリティゲート前の混雑防止のための整列整備 ・エレベーター待ち整列の整備 ・混雑防止のための休憩室増設 ・朝礼・終礼の中止 ・作業台や従業員デスクへのパーテーションの設置 ・実施可能な部署における在宅勤務の推奨
当社グループは、今後もお客様、お取引先様や従業員の安全確保を最優先に考え、関係する各機関と連携して適切に対応してまいります。