サステナビリティ

「海のSDGs映画祭2024」にて、海の環境問題を学ぶ体験型ワークショップを開催

2024年06月08日

「海のSDGs映画祭2024」にて、海の環境問題を学ぶ体験型ワークショップを開催


当社は、2024年6月1日(土)〜6月8日(土)に「海のSDGs映画祭2024実行委員会」が主催する「海のSDGs映画祭2024」に協力し、6月8日(土)に国際連合大学のアネックス・テラスにて「ZOZOと学ぶ SDGsワークショップ」を開催しました。

アパレル業界と海の環境問題は密接に関係しています。例えば、アパレル製品の生産過程において大量の水を消費したり、衣類の洗濯時に抜け落ちた繊維の一部が、マイクロプラスチックとして海に流出したりすることが問題となっています。今回は、アパレル製品を取り扱う企業として、これらの問題や当社の環境保全の取り組みを知ってもらうことを目的に、海外などで回収したペットボトルから作られたUpDRIFTⓇTシャツ(※1)を使用した「オリジナルTシャツづくり」のワークショップを開催しました。

参加者からは「洋服と海洋問題が関係しているとは思わなかった」「勉強になったし、いい思い出ができて良かった」といった感想をいただきました。

また当日は、ワークショップ以外にも、海洋ごみやリサイクルビーズを使ってアップサイクルをした作品の展示もおこないました。

今回実施したワークショップの売上は、海の自然の楽しさや魅力を十分に理解し、“海の生きもの”への共感に基づいた環境保全意識を持つ人材を育成する「特定非営利活動法人 海の環境教育NPO bridge」様に全額を寄付する予定です。

今後もこのような活動やステークホルダーとの交流を通じて、皆様と共に持続可能な地域づくりに取り組んでまいります。

(※1)UpDRIFT®️とは、ライフスタイル提案商社の豊島株式会社が2021年4月より始動した、海岸等で回収したペットボトル等をリサイクルし、環境負荷の低い新しい製品として甦らせる取り組み


ワークショップ内容

オリジナルTシャツづくり
ファッションと海の関係性や当社の取り組み(※2)を知ってもらうミニ講座を実施。その後、UpDRIFTⓇのTシャツに、参加者が描いた絵やお気に入りの写真をプリント。

(※2)ビーチクリーンやプロギングを定期開催し、海や地域の環境保全活動をおこなっている。回収したペットボトルやペットボトルキャップをリサイクルし、繊維やボタンにして製品化


ビーズストラップづくり
廃棄漁網や海岸などで回収したペットボトルキャップをリサイクルしたビーズで、ストラップを作成


ファッションと海の環境問題について学べるクイズ


海洋ごみの展示
廃棄漁網や海洋ペットボトルごみなどを展示し、日本の海にはどのようなごみが漂着しているのかを解説

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