Interview
ここに、グループの力を集結する
私が本部長を務めるグループ事業戦略本部は、ソフトバンクグループ各社とのシナジーを創出するために誕生した部署です。グループの力を活用し、「ZOZOとまだ出合ったことのないお客様との接点をつくる」ことをミッションに掲げています。
グループ内にはソフトバンクやLINE、Yahoo! JAPAN、PayPayといった日本を代表するサービスがいくつもあります。これらを利用していただいているみなさまに、ZOZOの魅力を伝え、素敵なファッションライフを送っていただくことを目指して日々奮闘しています。
ミッションを達成するために、私たちには主に3つの役割が存在します。事業創出と事業推進、広告収益の最大化です。
事業創出は、グループ会社のみなさんと手を組み、新しいサービスを生み出すことを目指しています。
事業推進の目的は、Yahoo!ショッピングというプラットフォームに「ZOZOTOWN Yahoo!店」をオープンしたり、LINEギフトにZOZOTOWNギフトポイントを追加したりと、グループ会社の各サービスと連携しながらZOZOの売上を最大化していくことです。
これら2つと文脈は異なりますが、広告収益の最大化も、グループ会社の力を借りながら実践しているものです。ZOZOは広告事業の歴史が浅く、当初から潤沢なノウハウを持っていたわけではありません。広告事業を得意とするグループ会社の知恵があったからこそ、現在の規模まで成長することができました。現在はさらなる成長に向けてチャレンジしています。
逆境さえ楽しむ、ZOZOの特殊部隊
グループ事業戦略本部で働く魅力は、正解がない自事(※)に取り組んでいることだと思います。
新規事業を立ち上げるのも、グループ内のサービスと連携し事業を推進するのも、広告事業の売上を高めるのも、すべて挑戦したことがない未知への挑戦なんです。私は入社してから10年以上経ちますが、現在の自事は、まだスタッフが300人ほどだった入社当時の雰囲気によく似ています。「とにかくやってみよう」という、アグレッシブな空気感がいつも漂っているのです。
特に、2019年に担当した「ZOZOTOWN Yahoo!店」のオープンはまさに挑戦の連続でした。オープンを目指すにあたり、ブランド様に出店のお願いをしなければいけないのですが、用意された時間はたったの2か月。
言ってしまえば、小さな「ZOZOTOWN」をつくるような自事だったので、関わるスタッフ全員ががむしゃらになって走り回りました。
しかし、もちろん大変なだけではありません。高くそびえ立つ壁に直面するたびに、「やると決めたらやり切る」というZOZOの強さが感じられ、困難でも楽しくという、まさに楽しく働くという私たちのカルチャーを日々感じられています。
逆境さえ楽しむ姿勢は、入社直後に感銘を受けた、ひたむきなZOZOの姿そのもの。もう働き始めてから10年以上になりますが、日々の自事に飽きることがありません。
(※)ZOZOでは、仕事のことを「仕事(仕えること)」ではなく「自事(自然なこと)」であるという意味を込めて、「自事」と表記します。
ワクワクする側から、ワクワクさせる側に
グループ事業戦略本部に所属したことで、ビジネスパーソンとしても大きく成長できました。これまでとは違い、LINEヤフーのみなさん、つまりは社外のメンバーと協業することになるので、考え方はもちろん、自事の進め方や、細かいことを言えばKPIの設定方法まで、多くの学びが得られたからです。
自社だけでなく、双方にメリットをもたらさなければいけないので、相手のことを考える想像力も鍛えられました。スキル云々はもちろんですが、大きな成果を生み出すには、やはり想像力と思いやりが重要なのだと、ひしひしと感じています。
事業開発や事業推進の自事は、言葉を選ばずに言えば、どこの会社でもできるものです。しかし、複数の会社と力を合わせながら、そして社会のインフラともいえるグループ会社のサービスと連携して価値を創造する自事は、ZOZOならではだと思います。
また、私は昔からファッションが好きでした。もう随分と前の話ですが、まだ中学生だった頃、日が昇る前にコンビニを訪れ、発売直後のファッション誌を買いに行っていたくらいです。
当時ファッションが与えてくれた「ワクワク」を、今度は届ける側として働けていることも、ZOZOで働き続ける一つの理由になっています。
グループの力で、世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。
私はグループの力で、企業理念である「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」の実現に貢献したいと思っています。
かれこれ10年以上ZOZOで働いてきましたが、今この瞬間が大きな転換点だと感じています。LINEヤフーをはじめ、日本を代表する会社が集うソフトバンクグループの力を借りれば、社会のインフラになるサービスを生み出せると本気で感じられるからです。
このまま価値を拡大していけば、ZOZOは日本を代表する会社になれますし、世界を代表する会社にだってなれるかもしれません。
私がなぜファッションを愛しているかというと、ワクワクするからです。新しい服を着てカッコよく着飾ること、それを楽しみにコンビニで雑誌を購入すること……ファッションを取り巻くすべてに「ワクワク」が詰まっていました。
グループ事業戦略本部の自事は、当時の私が感じた「ワクワク」を、みなさんに届けられるものです。これから先、どのようなサプライズを仕掛けられるかと想像すると、否が応にも心が躍ります。
この感情の高ぶりは、きっと私だけでなく、代表の澤田も、新卒のスタッフも感じているものです。
「ワクワク」に導かれ、楽しく働いていった先には、「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」の実現が待っているはず。ブランド様とお客様、ZOZOのメンバー、そしてこれから一緒に働く新しい仲間のみなさんと、ZOZOの新しい未来をつくっていきたいと思います。
※本記事は、2024年12月26日の公開日時点に基づいた内容です。
グループ事業戦略部 / 2012年中途入社
山口 琢也
国内アパレルブランドの販売職でキャリアをスタートし、ECプラットフォームを提供する企業にて運営サポート業務を経験後、2012年にZOZOへ中途入社。出店ブランドをサポートする営業部門を経て、2019年にグループ企業とのシナジー創出を担うグループ事業戦略本部へ異動。2024年より現職。趣味はゴルフと掃除。
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