スタッフインタビュー

岩村 綾子

Ryoko Iwamura / Brand Solution Division
ハッピートライアングルで、世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。

Interview

自分の手で、社会を変えていく

私が新卒で飛び込んだのは、ファッション業界とは毛色の違う物流業界です。大学で物流輸送の授業を受けたことをきっかけに興味を持ち、物流インフラを支えたいと考え、大手メーカーグループの物流企業に就職しました。入社後配属されたのは、社内の仕組みづくりを担う情報システム部門。社内SEとして物流システムの要件定義・設計をしたり、パソコン周りの社員向け相談窓口を担ったりと、裏方として事業の成長を支えるような業務でした。

入社前に思い描いていた、いわゆる物流に直接携わる仕事とは少し違いましたが、設計したシステムを使ってもらうエンジニアや現場のスタッフの方たちに、どうやったら信頼してもらえるのかを必死に考え行動した数年間の経験は、社会人として生きていくうえでの基礎になっています。

では、どうして転職を考えるようになったのか。それは、働くことに対して、もっとワクワクを感じたいと思うようになったからです。仕事や会社に、大きな不満があったわけではありません。ただ、大学時代に思い描いていたワクワク感を、20代のうちにもっと経験したいという気持ちが大きくなっていきました。

転職先に選んだのは、規模も文化も事業もすべてが180度異なるベンチャー企業。当時、ZOZOのグループ企業でECサイトの構築やコンサルティングを行っていたアラタナです。私にとってのワクワク感をあえて言葉にするならば、「直接的に社会に貢献している」という実感。アラタナでは、自分の仕事が社会に役立っている感覚を強く得られ、とにかく充実感に満ちた毎日を過ごせていました。

ベンチャーらしく目まぐるしく景色が変わっていく毎日でしたが、立ちはだかる困難を仲間たちと切磋琢磨しながら乗り越える日々が、社会をよい方向に進めていくのだと実感できる日々でした。

ZOZOがアラタナを吸収合併したときに、私もZOZOにジョインしたのですが、アラタナ時代に感じた仕事へのワクワクは色褪せていません。むしろ、ファッション業界を牽引するZOZOだからこその規模感や影響力に、限りない可能性を感じています。

業界丸ごとハッピーにする「ZOZOMO」

現在は、 ZOZOTOWNとブランド実店舗、ブランド自社ECをつなぎ、ファッションブランドの実店舗売上を支援するOMOプラットフォーム「ZOZOMO」の営業の自事(※)をしています。

例えば、ZOZOTOWNに出店しているブランド様の実店舗在庫を、お客様がいつでも閲覧・取り置きできるサービスや、欲しい商品の在庫が実店舗の店頭にない場合に、ZOZOの物流拠点「ZOZOBASE」に在庫があれば直接お客様に発送するサービスなど、オンラインとオフラインをシームレスに繋ぐサービスを提供しています。

ブランド様にとっては、実店舗にお客様を呼び込むきっかけになりますし、 私たちにとっては、ZOZOTOWNに訪れるお客様が増えるきっかけになります。そんなZOZOMOをブランド様に導入していただくために、ただサービスを売り込むだけではなく、導入に対するハードルがあれば、それらを越えられるよう問題を一つひとつ解決しながら導入に向けて伴走する「パートナー」のような気持ちで営業に取り組んでいます。

人生で初めて営業に挑戦している最中ですが、苦しいと思ったことはありません。ここでも、自事へのワクワクが、私のモチベーションになっています。ZOZOMOがもっと広がっていけば、買い物はもっと便利になる。考えれば考えるほどそう確信できるので、前例のない取り組みでも、「絶対成功させるんだ」という前向きな気持ちでいられます。

ZOZOMOが目指すのは、ファッション業界全体をより元気にすることです。ZOZOTOWNは、ブランド様のご協力なしには成り立たないビジネスモデルなので、業界のことやブランド様のことをよく理解し、考え抜くことがとても大切だと考えています。そうやって考え抜いた先に、結果としてZOZOの事業も前進するグッドサイクルをつくりたいと思っていますし、その一端を担えることに、とてつもないロマンを感じています。

(※)ZOZOでは、「仕事」のことを「自事」、「人事」のことを「人自」と表記します。これには「仕事(仕えること)」ではなく「自事(自然なこと)」であるという意味と、「人事(ひとごと)」ではなく、スタッフ一人ひとりが他人の事も自分の事として考えるという意味が込められています。

頼りがいのある仲間たち

ZOZOにはどんなときでも、相談したことに対して「どうしたら実現できるか」を前向きに検討してくれる人ばかりです。どこかの部署が原因でプロジェクトが円滑に進まないなんてこともありません。社員みんながホスピタリティにあふれていて、「そこまでしなくていいよ」と少し心配になるぐらいです(笑)。

私が産休・育休から復帰した際は、人自部と自部署の方々が総出で「おかえり動画」を送ってくれました。育休を取ることには少なからず不安があり、「育児をしながらの自事なんて、自分にできるのだろうか」と心配になったこともありましたが、メッセージを見た瞬間に杞憂だとわかりました。

私は現在、時短勤務で働いていますが、挑戦の機会はまったく減っていません。新しいプロジェクトへの参加機会も、以前と変わらずいただいています。

家庭の事情でやむをえず手が回らないときには、嫌な顔ひとつせずサポートしてくれる仲間がいます。仲間を信じて頼る日があってもいいし、その代わりに自分が200%出し切る日があってもいい。そんな安心感と、前向きな気持ちにさせてくれる仲間に囲まれて、可能性あふれるファッション業界で新たな挑戦ができる環境は、ZOZOならではだと思います。

ハッピートライアングルで、世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。

私はハッピートライアングルで「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」に貢献したいと思っています。

私たちが提供するサービスは、関わるすべての人がハッピーになってこそ成立します。お客様、ブランド様、そして私たち。その三者がトライアングルを描くようにハッピーを享受し続けることが、事業成長のエンジンだと思っています。

綺麗事に聞こえてしまうかもしれませんが、私をはじめとするZOZOのスタッフは、きっとハッピートライアングルを信じているはず。困難にぶつかることがあっても、必ずこの言葉に立ち返り、たくさんの方にハッピーを届けていきたいと思います。

ブランドソリューション本部 / 2016年中途入社

岩村 綾子

大手メーカーグループの物流企業を経て、2016年、ZOZOグループの株式会社アラタナ(2020年に株式会社ZOZOへ吸収合併)に入社、ブランド自社ECの支援業務に携わる。現在はブランドソリューション本部 ブランドソリューション推進部にて、ZOZOTOWNとブランド実店舗をつなぐOMOプラットフォーム「ZOZOMO」(ゾゾモ)の営業とディレクションを担当。ヤクルトスワローズ(とつば九郎)の応援と演劇鑑賞が趣味の、1児の母。

この職種は現在募集しておりません
キャリア登録をご利用ください