スタッフインタビュー

宮地 玲治

Reiji Miyaji / Finance and Accounting Division
数字の裏にあるストーリーで、世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。

Interview

「楽しく働く」を諦めていた頃の自分へ

学生だった頃の私は、「仕事とは決められたレールに沿って毎日を過ごすだけ」と、なんとなくつまらないイメージを持っていました。

そのため、「専攻している統計学の知識を活かして金融業界で働こう」というざっくりとした将来像しか描いていませんでした

名前を聞いたことがある会社のホームページを見て、どんなカルチャーが自分に合うか、自分が活躍できそうな環境はあるか……と想像してみましたが、なかなかしっくりこず、むしろ、色々な会社について知れば知るほど、どういった会社が自分に合うかわからなくなっていました。


ZOZOに関心を持ったのは、ちょうどその頃です。

もともと「ZOZOTOWN」のユーザーだったこともあり、興味本位でコーポレートサイトを訪ねてみると、働くことに対するイメージが覆えるような言葉が並んでいました。

「楽しく働く」「Be unique. Be equal.」「ソウゾウのナナメウエ」——。

「なるほど、こうした気持ちで働いている人もいるのか」と驚くと同時に、専攻や得意だけでなく、価値観で仕事を選んでもいいのだと、新しい選択肢を得たような気持ちになりました。

振り返ってみれば、このとき、働くことに対する価値観が変わったのだと思います。「絶対にZOZOで働くんだ」という気持ちになり、「もしダメだったら、来年受け直そう」と考えるくらい、働くことに前のめりになれたんです。

コーポレートサイトを訪問したときに感じた‟運命的な感覚”が間違っていなかったことは、入社する以前から感じることができました。

選考の過程で、スタッフのみなさんが「ZOZOで働く理由」を自分の言葉で語られていたんです。

入社してから丸一年が経ち、自分が先輩方のようになれているかは分かりませんが、少なくとも自分の自事(※)に誇りを持って働けています。

かつて、働くことにあまりポジティブなイメージを持てていなかったことを考えれば、ZOZOを選んだ私の選択は間違っていなかったはずです。

(※)ZOZOでは、仕事のことを「仕事(仕えること)」ではなく「自事(自然なこと)」であるという意味を込めて、「自事」と表記します。

会社をよく知る‟目”が育つ経理の自事

現在は、経営管理本部・経理部に所属し、ブランド古着のファッションゾーン「ZOZOUSED」の会計処理や固定資産の管理、人件費の集計や外貨債務の計上など、お金の出入りを管理し、費用を集計する自事をしています。

ZOZOは上場企業なので、経営陣を含むスタッフだけでなく、投資家のみなさんにも情報を開示する必要があります。

みなさんにZOZOの経営をよく知っていただくためには、お金の情報を正確に理解していただく必要があり、その土台をつくるのが私の役割です。

経理の自事のおもしろさは、「会社をよく知れる」ところにあると思っています。

ZOZOには複数の事業があり、事業ごとに予算が割り振られ、それらがどう使われ、事業が推進しているのかが分かるので、財務のスキルと並行して会社のことを俯瞰的に理解できるんです。

たとえば、私が会計処理を担当している「ZOZOUSED」には、古着の下取りのサービスがあります。お客様から商品を下取りし、ポイントを付与するというものです。

サービスの観点で見れば「洋服とポイントを交換した」というシンプルな動きでも、経理の観点で見れば、どれくらいの原価で商品を仕入れられたのか、付与したポイントを利用していただけたのか……と、事業が成長していく様を数字で見ることができる。

キャリアの早い段階で数字を見る力が付くのは、これから先に生かされていくと感じています。

一方、正確さとスピードが要求される自事なので、もちろん大変なこともあります。初めて大きなミスをしてしまったときには、かなり冷や汗をかきました。

ただ、このときも先輩スタッフはミスを責めるのではなく、取り返す方法を一緒になって考えてくれました。解決策をただ伝えるのではなく、大きな方針を示し、具体的なアクションは自分で考える余白を残してくれたので、成長するきっかけになったと思います。


楽しく働くには、ただ笑って毎日を過ごすだけでなく、果敢なチャレンジをしたり、難局を乗り越えていったりすることも必要なはずです。

挑戦を歓迎するカルチャーがあり、失敗すら糧にしていけるサポートがあるので、ZOZOで働く私の毎日は楽しいものになっているのだと思います。

今後は、経理業務全般をマスターしつつ、養った「目」を活かして経営の根幹に携われるような道に進むようなキャリアを目指していきたいです。

思いやりで構成された組織

私はZOZOの、仲間に思いやりを持ったスタッフが大好きです。

働く以前は、会社で働いていたら愚痴の一つや二つくらい、当たり前に出る物だと思っていました。

でも、いざ社会人になってみると、愚痴を言いたくなるような気持ちになったことがありません。これは私に限った話ではなく、同僚が会社で愚痴を言っているところも見たことがないんです。

それはどうしてか考えてみたのですが、きっと人間関係のストレスが少ないからだと思います。

ZOZOのスタッフには思いやりがあり、相手を否定したり、リスペクトを欠いた発言をしたりする人がいません。大きなミスをしてしまったときでさえ、どうしたら取り返せるかを一緒に考えて、前向きにサポートしてくれます。

尊敬できる仲間たちと働けるのなら、これからもずっとZOZOで自事がしたいと思っています。

数字の裏にあるストーリーで、世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。

私は数字の裏にあるストーリーで、「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」に貢献したいと思っています。

私の好きなアーティストの言葉に「裏を見て表を歩け」という言葉があるのですが、経理はそれを象徴するような自事です。会社の裏側、つまり数字を事細かに見るからこそ、現在どのような経営状況なのか、これからどうやって成長していけるかを見てとることができます。

そこでの業務を通じた気付きは、お客様がファッションを通じて幸せになっていく過程に不可欠なもの。これからも裏側をよく見て、そこでの気付きをサービスに反映していきたいと思ってます。

財務経理本部 / 2021年新卒入社

宮地 玲治

2021年、新卒12期生としてZOZOへ入社、経営管理本部 経理部(現:財務経理本部 経理部)へ配属。現在は、ブランド古着のファッションゾーン「ZOZOUSED」の会計処理や固定資産の管理、人件費の集計や外貨債務の計上などの経理業務に携わる。週に1回はサウナに通う‟サウナ―”で、趣味はバスケットボール。

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