スタッフインタビュー

北浦 未彩

Misa Kitaura / Finance and Accounting Division
ハッピーな気持ちで、
世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。

Interview

私たちが主役となって、「楽しく働く」ことができる会社

私は22歳でシンガポールに移住し、数年間現地の美容サロンで経理、営業、採用などの管理業務全般を担当していました。原価計算をしたり、収益を見ながら働く中で、会社の利益を出すには、そこで働く「スタッフの幸せ」が必要不可欠だと思うようになりました。サービスの質を上げるためにはスタッフが一丸となって仕事に取り組む姿勢が必要ですが、そのためにはスタッフが気持ちよく働くことができる環境が必要だと考えたからです。当時の職場では、そういった環境が整っていたこともあり、スタッフ一丸となってチームプレーが出来ていましたが、そのころから「スタッフを大切にする会社」ということが、私が会社を選ぶ際の重要なポイントになりました。

その後日本へ帰国し、日本で働くか、または他の国へ移住するか悩んでいたころ、たまたまZOZOの求人募集を目にする機会がありました。それまで長年海外に住んでいたこともありZOZOTOWNを利用したことはありませんでしたが、2018年にZOZOが社名変更した際の新聞広告を見たことがあり、当時の代表に対するメッセージとして「私たち社員が主役です。」と大きく書かれた広告から、「面白いことをする会社だな」という印象を持っていました。

改めてZOZOについて調べてみると、新聞広告のとおりスタッフが主役となって生き生きと働いている印象を受け、「楽しく働く」というカルチャーや自由な社風なども自分の価値観と一致していたため、日本で働くならZOZOが良い!と直感しました。それは直感でありながら同時に自信でもあり、当時の私にZOZOで働く以外の選択肢はなく、ほかの会社の求人募集には見向きすらしませんでした。

また、その時の募集要項に「海外子会社の管理業務ができる人」という記載もあり、自分のキャリアと語学力が活かせると感じたのも、私にとっては大きなポイントでした。

入社するにあたっては、社会人生活のほとんどを海外で過ごしていたため日本のビジネスマナーに対しても少し不安がありましたが、私が海外で培ったセンス・感覚をかけ合わせて部署にも新しい風を吹かせてほしいと言ってもらえたことが自信にも繋がりました。

0から1を作る

私が所属する経理管理本部  経理部は、ZOZOのみならず子会社を含むZOZOグループ全体の会計業務を担い、日次の会計業務や月次・期末の決算業務などが主な業務です。さまざまな部署と連携しながら会社のお金の流れを管理し、グループ全体を支えています。

経理部の中でも私は、主にMSP/D2C事業や計測事業、ZOZOTOWNの買取事業の会計処理、業務効率向上を目的としたシステムの導入などを担当しています。さらには、海外を拠点とする子会社の会計業務も担当しており、語学力を活かして日本と海外を繋ぐ懸け橋としての役割も担っています。

2022年8月に米国でローンチしたボディーマネジメントサービス「ZOZOFIT」の準備期間では、私も現地へ行き米国チームと綿密なコミュニケーションを取りながら会計処理を検討しました。海外展開のサービスということもあり、普段国内のサービスで使用している既存のシステムが使えないため、触れたことのないシステムを活用した会計処理を検討するところからスタートしました。米国の税務や会計について学び、会計処理のフローをストーリーに見立てながらシステムを形にしていきました。これまでの自事(※)の中でも、一番“会計の0から1”を構築することに携わった実感があり、記帳をしたときの喜びは今でも忘れられません。

(※)ZOZOでは、仕事のことを「仕事(仕えること)」ではなく「自事(自然なこと)」であるという意味を込めて、「自事」と表記します。

胸を張って「頑張った」といえる自事

経理は、一見会社に関わるお金の流れを処理する「受け身の自事」と思われがちですが、ただ処理をするだけではなく、常によりよい業務フローを模索するため、社内のほぼ全部署と定期的なミーティングを実施し情報をいち早くキャッチする体制構築をするなど、積極的なコミュニケーションや業務効率改善への努力も惜しみません。

それぞれの担当業務は、決算を起点に長期的な年間スケジュールがおおまかには決まっていますが、アサインされた業務だけを対応するわけではなく、新規の案件に対しても自分が担当したい意思とやる気さえ伝えれば、上長が汲み取ってチャンスを与えてもらえます。

「ZOZOFIT」なども、まさに自分から担当したい意向を上長に伝えたところ任せてもらうことができた案件です。大規模な新規事業案件を担当する分、それまで抱えていた他の案件を他のメンバーが引き継いでくれるなど、部署全体で調整し、協力をしてくれました。

私はいつも、「去年よりも、今年はもっと頑張った!」と思える自事がしたいと思っています。第三者からの評価ももちろん大切だとは思いますが、それよりも自分自身で「私、頑張った!」と胸を張りたいです。そのためには、ただ淡々と与えられた業務をこなすだけではなく、自分の意思や希望を伝えられる環境で、私自身が自事を楽しむために果敢にチャレンジを続けたいですし、周りにも私と働くのが楽しいと思ってもらいたいです。

「ハッピーな気持ち」で世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。

世界中をカッコよく、笑顔にしていくには、まずZOZOで働く私たち自身がハッピーでなければ、会社やサービスの魅力は伝わらないと思います。

異業種からの転職でも、自分にやる気と情熱があれば立場やキャリアにかかわらずチャンスをもらえ、そしてその努力を認めてくれる今の環境が大好きで、働いている今がすごくハッピーです!自由な社風でありながらも緩急がしっかりしていて、常に協力姿勢でいてくれる自部署のメンバーや他部署のスタッフと一緒に自事をしていると、ZOZOは「スタッフを大切にする会社」だと実感しますし、直感を信じてZOZOを選んで間違いはなかったと思えます。

私の自事はバックオフィス業務なので、サービスをご利用いただいているお客様にはあまり見えない自事です。しかし、私がハッピーな気持ちで取り組む自事によって、裏側から会社を支えることができ、ひいてはサービスの向上や、それによりお客様に笑顔を届けられているとすれば、経理としてこれ以上幸せなことはありません。

※本記事は、2022年11月29日の公開日時点に基づいた内容です。

財務経理本部 / 2019年中途入社

北浦 未彩

大阪府出身。専門学校卒業後、シンガポールへ移住し美容業界で管理業務を経験。その後日本へ帰国し、2019年にZOZOへ中途入社。現在はZOZOと子会社の会計業務や決算業務全般を担当。趣味は無計画な海外旅行。予定を詰め込まず、旅行先でゆっくりとコーヒーを飲む時間が至福の時。
※2024年7月、経理管理本部は財務経理本部に組織名称変更

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