Interview
「就職説明会で、恋に落ちました」
ZOZOに入社したきっかけは、「ビビッときた」というのが本音です。そもそも私は働くことに憧れを持っているタイプではなく、将来を強く意識した就職活動をしていませんでした。自分の誕生日である5月までに内定が出なければ、就活をやめようと思っていたくらいです。
ただ、たまたま参加した就職説明会で運命の出来事が起こりました。「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」という企業理念について説明を受けたときに、“何のために働くのか”という自分の中にあった漠然とした疑問が一瞬で解決したんです。当時は、さながら“恋に落ちた”感覚で、直感的に「ココだ!」と思いました。
入社試験では攻めてみようと思い、エントリーシートの自己PRに「1社に1人どうですか?」と書いたんです。すると、いくつかの選考を経て、最終的に内定が出たので(笑)、「この会社は、私の遊び心を分かってくれる」と思い、そのまま入社を決めました。
ZOZOの“中の人”が持つ、責任と誇り
私はZOZOTOWNの公式SNSである、Twitter、Instagram、Facebookの運用を担当しています。ディレクションから投稿までを一貫して任されている、いわゆる“中の人”です。
もともとは分析業務を担当していたのですが、「発想力や感性を活かす自事※の方が向いている」ということで、かれこれ5年前からSNS運用を任せてもらっています。
とはいえ、「自分の自事になってきた」と感じたのはここ最近の話です。これまではとにかく楽しんで自事に取り組んできましたが、自分が楽しんでいるだけで、社会に貢献できていない感覚が少なからずありました。
そんなモヤモヤが晴れたのは、コロナ禍で緊急事態宣言が発出された2020年4月のこと。「世界中が苦しんでいるこの時期に、私には何ができるだろう」と考え、Instagramで「私たちにできることはありませんか?」と呼びかけました。すると日々の着こなしの悩みから、コロナに対する不安まで、たくさんのメッセージをいただいたんです。
全てのメッセージにお応えできたわけではありませんが、それでも自分の自事が社会の役に立っていると実感できました。今では「私が社内で一番フォロワーを理解している」と、自分の自事に自信と誇りを持てるようになっています。
- ZOZOでは、仕事のことを「仕事(仕えること)」ではなく「自事(自然なこと)」であるという意味を込めて、「自事」と表記します。
「沙紀が言うなら」の期待が、自事の原動力
私はZOZOの、個人を尊重する社風が大好きです。役職や年次に関係なく、“ひとりの人”として、対等な関係で接してくれます。
そうしたエピソードは、日常の業務でも見て取れます。たとえば私は、とにかくフォロワーの目線に立ってSNSを運用しています。ですから、スタッフから「こんな投稿をしてほしい」と依頼されても、もしそれがユーザーにとって有益なものでなければ投稿しません。
そうしたことは日常茶飯事なので、きっと厄介な存在だと思われているはずです(笑)。でも最後は、「沙紀が言うなら」と信じて任せてくれます。
ZOZOは、自分の自事に矜持を持ち、「こんな自事がしたい」という意志を持つ人に、チャンスを与えてくれる会社です。そうした環境があったからこそ、入社してから今日まで、のびのび成長することができたのだと思います。
また、個性的なスタッフが多いので、会話をしているだけでもたくさんの学びを得られる環境だと感じています。ZOZOは部署を超えて協力しあう機会が多いですし、新しくメンバーになるスタッフも毎月のように増えているので、日々自分をアップデートできるのも私にとっての魅力です。
ファッションで、世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。
私はファッションで、「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」に貢献したいと思っています。なぜならファッションは、人に自信や喜びを与えるパワーを持っていると信じているからです。たとえコンプレックスがあっても、「その服オシャレだね!」の一言で、あっという間にポジティブな気持ちになれますよね。
そうした信念があるので、運用しているSNSでは「身長が小さい女性に向けたロングスカートの着こなし」など、体型の悩みに寄り添った投稿をすることもあります。また、自分が信じられることを届けていきたいので、毎週欠かさず服屋さんをチェックしています。「今の時期はこんな服が手に取られているんだ」と、トレンドを自分の目で掴むよう心がけているんです。
ZOZOTOWNのアカウントを通じて自分らしさを表現できるファッションに出会い、笑顔いっぱいの毎日を送ってもらえたら、それ以上に嬉しいことはありません。「ファッションって素敵だな」と思ってくれる人が増えるよう、今後はたくさんの仲間を巻き込んでいきたいです。
そしてこれからは、「ZOZOTOWNといえば、井上沙紀」と認知していただけるキャリアをつくっていきたいと考えています。ZOZOTOWNの公式SNSをフォローしていただいているみなさんに、「井上さんが発信する情報だから間違いない」と思ってもらえたら嬉しいです!
EC推進本部 / 2014年新卒入社
井上 沙紀
2014年に新卒8期生として入社し、全体研修を経て「ZOZOTOWN」の出店ブランドのサポートを行うEC推進本部に配属。ZOZOTOWNの公式SNSを運用する“中の人”として活躍。毎週欠かさず服屋さんをチェックする、ZOZOのオシャレ番長。
※本スタッフは部署異動により現在の所属とは異なります。
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