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スタートトゥデイ研究所、九州工業大学と共同研究を開始

2018年09月26日

プレスリリース

スタートトゥデイ研究所、九州工業大学と共同研究を開始

~ ファッションに関する大規模データを活用する研究開発の加速と人材育成強化を目指す 〜

 

スタートトゥデイグループの、ファッションを数値化し科学的に証明するプロジェクトチーム「スタートトゥデイ研究所(START TODAY RESEARCH)」は、国立大学法人 九州工業大学(以下、九州工業大学)との共同研究を開始することに合意しました。

 

スタートトゥデイ研究所では、「ファッションを数値化する」というミッションのもと、「服作り」の研究、「似合う」の研究、「サイズ」の研究を進めています。

 

今年7月には、東京に次ぐ2つ目の拠点として「スタートトゥデイ研究所 福岡」を開設しました。福岡拠点では、機械学習系の博士号保持者3名を筆頭に、福岡県内外から優秀な研究開発者を集め、特に「似合う」の研究開発を進めています。スタートトゥデイグループが保有するファッションに関する膨大なデータを分析、理解し活用することで、その背後にある法則や理論・モデルを明らかにしてまいります。

 

九州工業大学は、工学に関する教育と研究を通して、人類と社会に貢献することを基本理念としています。そして生命体工学研究科の古川徹生教授率いる研究室は、脳型情報処理機械の観点から、複雑な構造をもつデータ集合群を効率よく扱う研究と技術開発を基礎研究レベルから推進させること、並びに優秀な研究開発者の育成を得意としています。

 

ファッションには表現、文化、対話、創造など、人間や社会のさまざまな活動が凝縮されており、それらは時間ともに変化しています。スタートトゥデイグループはこれらに関する膨大なデータを保有しており、学術的にも貴重な情報が含まれています。

 

本共同研究では「ファッションの数値化」を目指し、この複雑かつ大規模なデータを解析する技術開発に取り組みます。この研究から生み出される技術成果は、検索や推薦、広告、コーディネートの提案、物流の最適化など、スタートトゥデイグループの各事業に随時取り入れていきます。

 

またスタートトゥデイ研究所では、採用を一層強化し研究者の受け皿となるべく、「社会人ドクター制度」などの就学支援制度を導入し「人が育つ環境」づくりに注力しています。

 

ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」やプライベートブランド「ZOZO」、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」を中心とした自社グループサービスによって得られるファッションに関するさまざまなデータを整理、分析し、理解することで、新たな「発見」から「価値」を創出し社会に提供することで、ファッションを楽しむ人を一人でも多く増やすことを目指してまいります。

 

 

共同研究について

 

課題名

ファッション領域を主とする大規模かつ複雑な関係データの多面的・直感的理解と活用を可能とする情報処理機械の開発と実用化

 

提携先   

九州工業大学 大学院生命体工学研究科 古川徹生研究室

 

 

スタートトゥデイ研究所について

 

スタートトゥデイ研究所は、スタートトゥデイグループが保有する以下の情報資産を基に、ファッションを数値化し科学的に解明するプロジェクトチームです。 

 

・1億件以上の購買データ

・約3,000万件のブランド公式商品データ(商品画像、カテゴリ、サイズ、商品説明、SKU、素材など)

・約1,000万枚のコーディネートデータ(コーディネート画像、着用アイテム、タグ情報など)

・約2,300万人のユーザー情報(属性、購買履歴、保有アイテム、閲覧履歴、検索履歴、お気に入り商品、お気に入りブランド、お気に入りコーデ、お気に入りショップなど)

・約2万件のブランド情報

・約5万件の店舗情報

・各種ランキング情報

・年間約3,000万件の物流関連データ

・カスタマーサポート関連データ

・「ZOZOSUIT」によって今後蓄積される人体の計測データ

※ 特定の個人を識別できる情報は使用いたしません。

 

名称

スタートトゥデイ研究所(START TODAY RESEARCH)

 

設立日   

2018年1月31日(水)

 

拠点

東京、福岡

 

 

下記添付資料もあわせてご確認ください。

Release_STresearch_20180926

 

 

報道関係者のみなさまへ

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