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株式会社ZOZO、米イェール大学との共同研究を開始 経済学の応用によって、ZOZOTOWNの顧客価値最大化を狙う

2020年02月18日

プレスリリース

株式会社ZOZO、米イェール大学との共同研究を開始 経済学の応用によって、ZOZOTOWNの顧客価値最大化を狙う

~ 計量マーケティングおよび実証産業組織論を用いた、 顧客インセンティブや行動心理の理解、顧客コミュニケーションの最適化を目指す ~

 

ファッション通販サイト 「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZO(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長兼CEO:澤田宏太郎)は、ZOZOTOWN上でのサービス機能のさらなる拡充と、長期的な顧客価値の最大化を目指し、米イェール大学経営大学院マーケティング学科准教授である上武康亮氏との共同研究を開始いたしました。

 

本共同研究の目的

当社における本共同研究は、経済学の学問分野である計量マーケティングや実証産業組織論を専門とする上武氏の知見と、ZOZOTOWNの保有する大規模かつ多様なデータとを掛け合わせることにより、顧客インセンティブや顧客心理に関して深く理解したうえで、ユーザーごとに最適なコミュニケーションを実現していくことを目的としています。これにより、ZOZOTOWN上でのサービス機能のさらなる拡充と、ZOZOTOWNユーザーにとっての長期的な利用価値の最大化を目指します。

 

期待される研究成果

現在ZOZOTOWNでは、日替わりのブランドクーポンやセールの案内などを含めた様々な顧客コミュニケーションを行っていますが、「誰に」「どのように」「いつ」コミュニケーションを行うことが長期的な顧客価値の最大化に貢献するかについては、その背景にある顧客インセンティブや顧客心理のメカニズムの深い理解が必要不可欠です。しかしながら、CRMの観点で、そうしたコミュニケーションが行われるタイミングとして「いつ」が最適かについては、今のところ学術的にも明確な解が得られていません。そこで、上武氏の専門分野である計量マーケティングの学問における最先端のアルゴリズムを用いて、ユーザーごとに最適なコミュニケーションの実現を目指すべく、共同研究を進めることとなりました。これにより、ZOZOTOWNを利用していただいている全てのユーザーにとっての利用価値を最大化し、ニーズに適切かつ適時に応えられる、便利でお得なサービスづくりにつなげてまいります。

 

 

共同研究メンバー(一部)

イェール大学 准教授 上武康亮(ウエタケ コウスケ)氏

米国ノースウェスタン大学経済学博士号(Ph.D)を取得。現在は、米国イェール大学経営大学院マーケティング学科准教授として研究に従事し、現在マーケティングのトップジャーナルであるMarketing Science誌の編集審査委員を務める。また、同大学のMBAプログラムでは、データドリブンマーケティング(ビッグデータによる消費者行動分析)などの講義を担当する。計量マーケティング、実証産業組織論、マーケットデザイン、CRMを専門分野とし、日米のテック企業とも多くの共同研究を行うなど幅広く活躍する。

 

ZOZO分析本部 ビジネスアナリティクス部 ディレクター/データサイエンティスト 岡田涼佑(オカダ リョウスケ)

英国エディンバラ大学経済学修士号(MSc)を取得。その後、コンサルティング会社を経て、金融機関にてクオンツ/ファンドマネージャーとしてマクロ計量経済学モデルや機械学習を用いた投資戦略及びアルゴリズム開発等に従事。2019年5月よりデータサイエンティストとしてZOZOへ参画。現在は、計量経済学・機械学習等を活用した、施策の効果検証や事業部門の業務効率化、及び事業戦略に係る意思決定のためのデータ分析業務等に従事。

 

 

採用募集のお知らせ

当社では現在、データアナリスト/データサイエンティスト、マーケティングサイエンティストを募集中です。

データアナリスト/データサイエンティスト(https://corp.zozo.com/recruit/recruit-zozo/analysis/

マーケティングサイエンティスト(https://www.wantedly.com/projects/420709

 

下記添付資料もあわせてご確認ください。

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