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ZOZOTOWN、中国進出を決定 ファッションメディアECとして、今期中のサービス開始を目指す

2019年04月25日

プレスリリース

ZOZOTOWN、中国進出を決定 ファッションメディアECとして、今期中のサービス開始を目指す

〜 ZOZOBASE直送の「越境EC」として、参加ショップの中国市場開拓をサポート 〜

 

ファッション通販サイト 「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZO(本社:千葉県千葉市 代表取締役社長:前澤 友作)は、この度、ZOZOTOWNの中国進出を決定いたしました。

 

中国で展開するZOZOTOWNは、中国への販売市場拡大を希望するすべてのZOZOTOWN出店ショップを対象に、ZOZOTOWNで販売中の商品を中国の消費者に向けても販売可能にする、「越境EC」として展開いたします。参加ショップは、日本でのZOZOTOWN出店時と同率の販売代行手数料のまま、販売市場を拡大することができます。

 

また、商品在庫は日本国内の物流センター「ZOZOBASE(ゾゾベース)」で管理し、中国から注文が入った商品は「ZOZOBASE」から直送します。さらに、中国への配送や通関などの一連のフルフィルメント業務、カスタマーサポート業務などはZOZOグループが担います。これにより参加ショップは、中国国内での在庫リスクや、フルフィルメント業務やカスタマーサポート業務にかかるコスト負担無しに、中国へのスピーディーな販路拡大が可能となります。

 

ZOZOTOWNは、2011年10月にも中国向けのECサイトを展開していますが、2013年1月にクローズいたしました。それから約6年が経ち、現在の中国におけるファッション小売市場は、流通総額35兆円を超え、EC化率は日本を抜いて35%を上回り、一人あたりの年間ファッション消費額は当時(2012年)と比較して約4倍に成長、売上規模も15兆円を超えています(※)。また近年、中国メディアでは日本のファッション文化を紹介する記事も多く確認され、中国の消費者が日本のファッション文化に対する関心を高めていることが読み取れます。

(※「中国国家統計局」等による統計データをもとにした当社調べ)

 

しかし、中国におけるファッション小売市場が急速に成長する中、これまで、国内企業が中国に進出する際に必要となる物流面や事業体制などの整備はハードルが高く、企業の規模によっては参入障壁の一つとなっていました。このような状況をふまえ、ZOZOTOWNは、商品の販売に限らず、日本のファッション文化も発信するファッションメディアECサイトとして、中国での事業展開に再び挑戦することを決定しました。

 

中国国内の既存のECプラットフォームへの展開ではなく、自社サイトである「ZOZOTOWN」として展開するため、UI/UXの自由度を保ちながら、参加ショップ・ブランドの世界観を発信していきます。中国には、これらのメディア編集や翻訳等の業務を担う現地法人「上海走走信息科技公司」を設立しており、今期中のサービス提供開始を目指します。なお、中国で展開するZOZOTOWNには、現時点で、株式会社ストライプインターナショナル、株式会社デイトナ・インターナショナル、株式会社パル、MARK STYLER株式会社などにご参加いただく予定です。

 

ZOZOTOWN出店ショップの販売市場拡大と中国におけるブランド認知度の向上を目指しつつ、日本のファッション文化をますます盛り上げていけるよう努めてまいります。

 

 

中国の現地法人について

法人名 

上海走走信息科技公司

 

法人名(英)

Shanghai ZOZO Co., Ltd.

 

設立

2019年2月19日

 

総経理

厳 盛日 (Yan Shengri)

 

所在地

上海市闵行区闵虹路116-2,2603

 

 

下記添付資料もあわせてご確認ください。

Release_zozotown_china_20190425

 

報道関係者のみなさまへ

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