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日々の活動報告

2025年06月08日

寄付・支援

ZOZOSTUDIO初!「ZOZOえほんカフェ」を開催!

~イベント初日限定公演に開催された紙芝居師 三橋とら氏による紙芝居が大好評~


こんにちは!Future For Youブロックの寄付・支援担当の橋本です。
世界中でLGBTQ+の啓発活動が実施される「プライド月間(Pride Month)」である6月に、理解促進を目的とした子ども向けイベント「ZOZOえほんカフェ vol.01 じぶんらしく」を西千葉のZOZO社屋向かいに位置する「ZOZOSTUDIO」にて開催しました。当イベントは、私たちが推進するDE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)活動の一環として、企画・展開したイベントです。
2025年6月8日(日)から6月27日(金)までのイベント期間中は、「じぶんらしく」をテーマに、絵本情報サイト「絵本ナビ」様が厳選した、多様な性のあり方や一人ひとりを尊重することの大切さを伝える絵本を展示し、どなたでも自由に本を手に取っていただけるイベントとなりました。

初日の6月8日(日)には、紙芝居師 三橋とらさんによる特別な紙芝居公演をおこないました。
今回の公演では、とらさんがこの日のために一部描き下ろしてくださったオリジナルの紙芝居と、私たちZOZOがつくった紙芝居「みんなちがうけど、みんないっしょ」を披露してくださいました。とらさんが描き下ろした紙芝居がとても素敵で、私たちが伝えたい想いを絵と台本にのせてくださり、私たちスタッフも思わず聞き入ってしまうほど素晴らしい内容でした。ZOZOの紙芝居は、コーポレートロゴのコンセプトでもある「Be unique. Be equal.~みんなちがうけど みんないっしょ~」をテーマに制作した絵本を紙芝居にしており、一人ひとりの特徴や個性は異なっていても、命の価値や人として尊重されるべき存在は等しい、というメッセージを伝える内容となっています。
今回、来場した子どもたちの中にはプロの紙芝居屋さんの公演を初めて見る子も多く、紙芝居の台や拍子木の音に興味津々な様子でした。クイズや問いかけにも元気よく答えたり、紙芝居を見る子どもたちの目がすごくキラキラしていたのが印象的でした。

絵本ナビ様に選書いただいた本は、どれも老若男女問わず大人気で、イベント開始から何度も足を運んでくださるご家族もいらっしゃれば、「外からカラフルな絵本がたくさんあったので、のぞいてみました」と初めて来場される方も多くいらっしゃいました。改めて絵本の持つ力を感じ、「絵本っていいな」と心から思いました。

会場では、同じ絵本を読んでも人それぞれ異なる視点や感じ方があることを知ってもらえたらと、子どもたちが絵本を読んだ感想や登場人物へのメッセージを書けるコーナーを設置し、書いていただいたメッセージをZOZOSTUDIO内に展示しています。子どもたちは絵を描いてくれたり、登場人物へ「応援してるよ」「すごいなと思った」など、それぞれの想いを込めたメッセージをたくさん書いてくれています。

その他にもZOZOでは、プライド月間にLGBTQ+コミュニティへの支援やサポートの一環として日本国内の婚姻の平等(同性婚の法制化)を推進するキャンペーン「Business for Marriage Equality」への2023年から継続して賛同しています。また、性のあり方に関わらず、誰もが結婚するかしないかを自由に選択できる社会の実現を目指して活動する団体「公益社団法人Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に」への寄付を継続的に実施しています。

私たちは、「FUTURE FOR YOU(次世代のための未来作り)」をテーマに、「教育」「スポーツ・文化」「寄付・支援」の3分野を中心とした次世代支援活動に取り組んでいます。当イベントは、次世代支援活動の一環として、「じぶんらしく」をテーマにした多様な性のあり方に関する絵本の展示や紙芝居の実施、子どもたちの絵本への感想やメッセージを通した多様な考えに触れる機会の提供によって、子どもたちへ感覚的にDE&Iに関する理解を深めてもらうことを目的としています。今回は「じぶんらしく」というテーマでしたが、次のテーマではどんな絵本と出会えるか今から楽しみです。
今後も、DE&Iの推進を通じて、一人ひとりが「じぶんらしく」可能性を発揮できる環境づくりに努めていきます。