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日々の活動報告

2025年06月07日
教育
YohaS×椿森中学校×ZOZOプロジェクト
~千葉市の中学生と共に挑んだ「YohaS」出店企画~
Future For Youブロック(略してFFYブロック) 教育担当の鹿子です。
6月7日、千葉公園で開催された千葉を代表する夜のアートフェス「YohaS」にて、千葉市立椿森中学校の3年生と共に出店企画を実施しました。この取り組みは、未来を担う子どもたちが、授業で考えた「理想のまちをつくる」アイデアを実践するチャレンジです。
このプロジェクトは、椿森中学校で行った「理想のまちづくり」をテーマにした出前授業からスタート。授業で発表されたアイデアの中から代表として選ばれた7つの企画をもとに、有志13名の生徒たちが選出した3案を自分たちで3チームに分け、放課後の学校や、ZOZOが賛同している「芝庭の寺子屋」(レンタルスペース)をお借りしながら約24時間の準備期間を経て、YohaS当日を迎えました。
★当日出店した3チームの企画はこちら!
①「我がチバの街は世界一!」
千葉の魅力を発信すべく、手作りのジオラマを展示し、来場客へ黒板にチョークで書く懐かしい体験を提供しつつ、おすすめスポットを紹介してもらう参加型の展示を実施。街への愛着を育むブースとなりました。チョークは、生徒たちが学校で集めたチョークの粉から作った再生チョークを使用しました。
②「YohaStamprally」
スタンプラリーとゴミ拾いを掛け合わせたユニークなゲーム企画。YohaS2025のテーマである「サーカス」をうまく演出したキラキラの装飾が施されたゴミ箱を持って歩く生徒たちを探し、ミッションをクリアすると景品がもらえる仕組みで、遊びながら街をきれいにするという楽しさと社会貢献を両立した企画でした。
③「Glace de cirque(グラス・ド・シルク)」
“サーカスのアイス”と名づけられたピーナッツアイス屋さん。千産千消(千葉では“地産地消”を文字って千葉の“千”を使います)というテーマのもと、千葉の特産であるピーナッツを使ったアイスを販売。購入者には、受験生らしい手作りのお守りをプレゼントし、受験や部活、仕事を頑張るすべての人に向けて、応援の気持ちを込めたあたたかいブースとなりました。
当日は、約3時間の出店時間を終え、全チームが目標としていた売上や来場者数を達成!来場者の皆さんからの温かい声援が、中学生たちの自信にもつながりました。
事後アンケートでは、参加した生徒たちから
「少ない人数でも、役割を分担して効率的に準備できたのがよかった」
「アイデアを実現してみて、その影響まで考える力がついた」
といった声が寄せられ、このイベントが単なる出店体験にとどまらず、子どもたちにとって貴重な学びや経験につながりました。
ZOZOでは、地域と共に未来を創る活動として、今後もこうした学びと実践の機会を大切にしていきたいと考えています。今回の「自分のアイデアを形にする経験」が、子どもたち一人ひとりの可能性を引き出し、地域の未来を支える力になると信じています。
今後も、地域に根ざした取り組みを通して、より多くの人が「参加してよかった」と感じられる活動を続けてまいります。